2010年2月11日木曜日

「Rubyの世界へようこそ!」の表示

まずはここから…文字を画面に表示します。

新規クラスの作成
ローカルサーバの設定が終わったということで、次はプログラミングを開始します。まずは「Hallo Ruby World」とでも表示してみましょう。図1の様に「新規rubyクラス」を作成します。
 
図1 新規rubyクラスの作成

次にダイアログが表示されますが、保存場所は画面(ビュー)でもなくモデル(DBアクセス)でもなくコントローラ(処理ロジック)である為「demo\app\controllers」に作成する様に図2の様に選択します。
 
図2 Rubyクラス作成

Rubyクラスが作成されると、図3のように表示され、「SayController」クラスが作成されたことがわかります。ただし、左の保存ファイル名を見ると「say_controller.rb」となり、入力したクラス名とことなっていることがわかります。

図3 新規クラス作成

名命規則
Rubyはクラス名、モジュール名、および定数名は大文字から始まる必要があります。規約によりこれらの名前ではアンダースコアは使わず、各単語の先頭の文字を大文字にすることで単語の区切りを表します。
またファイル名は、小文字とアンダースコアを使うことを想定されている様ですので、異なった物の様ですが、「ファイル名」or「クラス名」の区別がつくようにわざと変えている様です。

アクションの作成
さて、今度は新しく作成したクラスを「ApplicationControler」クラスを継承させ、クラスをコントローラーとして動くようにします。図4の様に"SayController < ApplicationController"とApplicationControllerクラスを継承するように編集します。

図4 コントローラクラスを継承したSayクラス


そして、Sayコントローラにアクション(メソッド)を追加します。図5の様に「hello」メソッドを追加します。これでコントローラの作成は完了です。
 図5helloメソッドの追加
ビューの作成
今度はブラウザ(ユーザー)インターフェースとなるビューを作成しま す。図6の様に「app/views/say/hello.html.erb」を作成します。

 図6 新規⇒ERBを作成

ファイルを作成後、自動的に基本的に必要なタグは書かれているので、h1タグを使って文字を表示します(htmlのお作法です)。エディットのウインドウ にタグをボタンで挿入できるので、図7の様にヘッダのタグを作成し、表示する文言を編集します。

図7 コーディング

さて、一旦保存し、先の手順によりサーバーを起動し、ブラウザで「http://localhost:3000/say/hello」と入力します…さて、表示されますか。

図6エラー表示

結果図6のようにはエラー表示。それでは原因を調査します。

エラーメッセージの確認
図6のメッセージをよく見ると以下の様に表示されていま す。

エラー対 象:NameError in SayController#hello
エラー理 由:uninitialized constant ApplicationContoroler

そし てソースをよくみると×ApplicationContoroler⇒○ApplicationControllerですね。


ではソースを修正して再度実行してみます。すると図8のようにやっと正しく表示されました。
図8「Rubyの世界へようこそ!」

2010年2月5日金曜日

アプリケーションの作成


新規プロジェクトの作成
まずはメニューから「ファイル」⇒「新規」⇒「Railsプロジェクト」の順に選択します。図1の様にプロジェクト名をつけて「完了」を押します。


図1 新規プロジェクト作成

しばらくすると、図2(新規作成後、△を押して展開)の様に左の窓にプロジェクト名およびフォルダ構造が表示されます。たくさんフォルダが現れていますが、まずは「app」フォルダにアプリケーションプログラムを格納し、「script」フォルダにユーティリティが入っているくらいを意識しておけばよさそうです。

図2左のウインドウにフォルダが展開されている

動作確認(サーバkの起動)
 枠を作ったくらいで何が動作確認だという感じですが、「script」フォルダ内にある「server」というスクリプトを図3の様に選択し、スタンドアロンのサーバを起動させます。

 
図3 server スクリプトの起動
 
 下のウインドウにコンソールを表示させると、 なにやらサーバーが起動した…のでしょうか。

動作確認(ブラウザ)
 サーバーが起動していれば「http://localhost:3000」に接続すれば何か表示される様ですが、さて…エラーになります(図4)。

図4 ブラウザ表示でエラー

 よく図3を見てみるとなにやらエラーになっている様です「Rails requires RubyGems >= 1.3.2 (you have 1.3.1). Please `gem update --system` and try again.」どうやら「gem」の更新が必要です。

 「ウインドウ」⇒「ビューの表示」⇒「Ruby Gems」と選択すると下のウインドウに内容が表示される。ウインドウ内を選択(クリック)した後、右クリックを押すと「すべてのgemの更新」と図5の様に表示されるので、選択する。

図5 Ruby Gems


 選択後図6の様に進捗状況が表示されますが、暫く時間がかかるようです。


図6 更新中
 

  そして更新が終わった後、再度「server」を実行。すると図7の様にコンソールにはサーバが起動したことを現すメッセージがでてきます。

図7 Mongrel起動

 そして、再度ブラウザで表示させると…今度は図8の様に正しく起動できた様です。

図8 ブラウザで確認

  コードは一行も書いていませんが、まずは、railsアプリケーションが動くまで行いました。終了は下のウインドウの右のほうにある「(サーバ停止)」を押せば良いようです。ちなみに、その左の地球マークを押すとブラウザが起動します。

2010年2月3日水曜日

RadRailsのセットアップ

Windows7はインストール済みとして…
早速RadRailsをインストールしてみましょう。

RadRailsのダウンロード
まずはAptanaに接続すると、図1の画面が表示されるので、「DownLoad Now」をクリックします。

図1 「Aptanaトップメニュー」

 「RadRails」」をダウンロードを押すと、図2のバージョン確認の画面が出てきます。開発環境はWindowsでエクリプスのプラグインではなくフルインストールしたいので、そのまま「Download Now」を押し、保存します。

図2 バージョン・プログラムの選択

 ダウンロードを開始すると図3の様に確認のダイアログが出ますので。適当な場所に保存します(無選択だと「ダウンロードフォルダ」)。

図3 ダウンロードダイアログ

Ruby on Railsのインストール
 ダウンロードが完了した後、インストールウィザードに従ってインストールします。
Aptana Studioを起動すると、スタートページが表示されますので、「Prgins」のウインドウ内にあるRuby on Railsの「install」をクリックし、ウイザードに従い「Aptana RadRails」に「Ruby on Rails」をインストールします。

RadRailsの日本語化
 このまま英語で使い続けるのは英語が苦手な筆者には辛いので、日本語化を試みます。
図4mergedocに接続し「Pleiades」をダウンロードします。Pleiades は Eclipse 日本語化プラグインですが、ECLIPCEベースのRadRailsでも日本語化できる様です。

図4 mergedoc Project

ダウンロードしたファイルを解凍し、まずplugins、features ディレクトリーをAptanaRadRailsがインストールされているフォルダ(AptanaStudioのショートカットのプロパティを参照)にコピーします。

次に図5の様にインストール先フォルダ「AptanaRadRails.ini」に以下の行を追加します。

「-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar」

図5 「AptanaRadRails.ini」

RadRailsの起動
 日本語化が成功していると、次回起動時に図6の様に日本語化されて使えるようになります。
図6 Aptana RadRails日本語化完了

 うまくいかない場合は「readme_pleiades.txt」を参照。

2010年2月2日火曜日

はじめに

当ブログは、管理者がRuby on Railsを学習するにあたって、踏んできたステップをまとめておく為のドキュメントです。本人自体もこれからどんな内容になっていくか、そもそもRubyで何ができるんだということすらあまりわかっていない状態からの出発ですが、できれば「ほぼ毎日」を目標に何か更新していきたいと思っています。

後から変わっていく可能性がありますが、開始時時点での環境は以下です。

OS:Windows7 Home Edition
IDE:Aptana RadRails